ベトメディン®︎チュアブルとは


特長1 | 先発薬メーカー開発の動物用医薬品
ピモベンダンを開発した「先発薬メー力一」からの動物用医薬品です。
特長2 | 豊富な臨床試験データ
臨床研究が世界各国で実施され続けており、「臨床試験データ」が豊富なお薬です。
特長3 | おいしい!
ワンちゃんが毎日お薬を続けられるよう、「ビーフフレーバー」をつけました。
特長1 | 先発薬メー力一開発の動物用医薬品
豊富なデータに裏打ちされた、確かな効果。
ワンちゃんと飼い主様のための、安心のべトメディンブランドです。
特長2 | 豊富な臨床試験データ
症状が出ていない状態で投与した場合、症状発現までの期間を約15か月延長できる
心不全に伴う症状の発現の遅延及び心拡大の進行を抑制します(約15ヶ月)。(※1)。


うっ血性心不全または心臓関連死の発症までの期間の中央値(日数)(※1)
ベトメディン®は心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)の犬に延命をもたらすことが期待できます。
すでに心不全の症状があったワンちゃんの場合、ベトメディン®︎を投与したグループのワンちゃんは、他のお薬(ACE阻害薬 A剤)を投与したグループに比べ、生存期間が約2倍長くなりました。(※2)


生存期間の比較(※2)
※1:Boswood A, et al. J Vet Intern Med. 2016 Nov;30(6):1765-1779.
※2:Häggström J, et al. J Vet Intern Med. 2008 Sep-Oct;22(5):1124-35.
特長3 | 特殊技術マイクロカプセル化を用いたおいしい錠剤
ベトメディン®は苦みをおさえたビーフフレーバーの錠剤です。
お薬の成分を特殊技術マイクロカプセル化によって包み込むことで、苦みをおさえています。嗜好性の高いビーフフレーバーの錠剤です。


多くの小型犬が発症する心臓病
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)※について

健康な心臓は、肺で酸素を補給した血液を、全身に送り出します。

僧帽弁閉鎖不全症の心臓は、全身に血液を十分送り出せなくなります。逆流した血液の影響で、肺に水がたまりやすくなります。
※ほかに、慢性房室弁疾患(まんせいぼうしつべんしっかん)、僧帽弁逆流(そうぼうべんぎゃくりゅう)、心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)、粘液腫様僧帽弁疾患(ねんえきしゅようそうぼうべんしっかん)と呼ばれることもあります。
愛犬の心臓病のサイン
あなたのおうちのワンちゃんが、とくに、こんな様子をみせたことはないですか?
それは、もしかしたら心臓病にかかっているのかもしれません。

咳をすることがある

以前より疲れやすく元気もない

散歩で歩ける距離が以前より減った

呼吸が浅くハアハアしている

走らない

食欲が落ちてきた

舌が紫色をしている

気を失ったことがある

夜間に咳が出たり呼吸が荒れて眠れない
ワンちゃんと心臓病について
- 犬の約10%は、心臓病を患っていると推定されています(※)
- 純血種の小型犬では心臓病が多発します(※)
- 加齢とともに罹患率は高くなります(※)
- 雄のほうが雌よりも1.5倍罹患率が高いという報告があります(※)
- 臨床症状がなくても心雑音で気づくことがあります
※: Keene BW, et al. ACVIM consensus guidelines for the diagnosis and treatment of myxomatous mitral valve disease in dogs. J Vet Intern Med. 2019 May;33(3):1127-1140.
小型犬は特に注意が必要です

※上記の犬種がかならずこの病気にかかるわけではありません。また、これら以外の犬種でもこの病気にかかることもあります
小型犬の中でも特にキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは非常に高リスクです。その他にもチワワ、シー・ズー、マルチーズ、トイ・プードル、ポメラニアンは注意が必要です。以上の犬種以外でも、中~高齢の小型犬は注意が必要です。
上記に当てはまるワンちゃんは、最低でも年1回は動物病院を受診し、必要に応じた検査を受けて、病気を早期発見することが大切です。
心臓病をもっともはやく・簡単にみつけられる検査方法に、「聴診(ちょうしん)」があります。心臓病をできるだけ早期発見するためにも定期的に動物病院で聴診してもらいましょう。
心臓病の進行
元気いっぱいにみえても、実は「心臓病」にかかっていることも。病気が進行すると、心臓が大きくなったり、ポンプ機能の低下や肺うっ血が起こったりして、いろいろな症状が出てきます。

異常なし
ワンちゃんは元気

心雑音がある
心臓の機能に異常がみられ始めるが、症状はほとんどない

心臓が大きい
心臓の機能に異常がみられ始めるが、症状はほとんどない

心臓がとても大きく、肺のうっ血もある。
ただちに治療が必要
軽度〜中程度の心不全。症状に「咳をする」、「元気がない」、「苦しそうに首をのばし、舌が紫色」などがある

血液の流れがとても悪い。
ただちに治療が必要
重度の心不全。症状に「息遣いが荒い」、「疲れやすい」、「寝ていることが多い」、「食欲不振・やせてきた」などがある
参考:ACVIM(アメリカ獣医内科学会)のガイドライン
犬の心臓病の重症度と、死亡してしまうまでの期間
心臓病の症状が出てくる前からこまめに検診を受けて、心不全が軽度なうちから適切なケアをしたほうが延命が期待できます


参考:Borgarelli M, et al. J Vet Intern Med. 2008 Jan-Feb;22(1):120-8.