メタカム®注射液データ(犬)
外科的処置を施術する来院犬を対象
0.2mg/kgを皮下投与し、プラセボ群と効果を比較
メタカム®投与に起因すると思われる有害事象の発生なし
N=93
術後の経過時間と疼痛スコアのグラフ
*疼痛スコアが低いほど痛みが少ないことを表す
手術による痛みの緩和に有効であることが確認できた
国内承認申請資料より
猫の周術期においてメタカム®を使用した国内臨床試験
対象:開腹または体表手術をする猫
投与量:0.3mg/kg 皮下投与
投与タイミング:麻酔導入開始直後
猫の周術期疼痛を改善
国内承認申請資料より
セボフルランMACに対するメロキシカムとブトルファノールの併用について
コントロール群の流れ
メロキシカム投与群の流れ
セボフルランMAC
メロキシカム単独
14%減少(vs コントロール)
ブトルファノール併用
31%減少(vs コントロール)
メロキシカムとブトルファノールを併用することで相加的にセボフルラン使用量を減らすことができた
Yamashita K, et al. J Vet Med Sci. 2008 Jan; 70 (1):29-35.
投薬早見表
【用法及び容量】
犬:術前に体重1kg当たりメロキシカムとして0.2mg(製剤として0.04mL) を1回皮下投与する。
猫:術前に体重1kg当たりメロキシカムとして0.3mg (製剤として0.06mL) を1回皮下投与する。