1. ノンアジュバント(安全性へのこだわり)
ピュアバックス® RCPCh-FeLVはアジュバント加ワクチンと比較して有意に炎症スコアが低下していた。
接種後の好中球+マクロファージ+リンパ球の浸潤スコアの合計
2. 病原性復帰の可能性があるカリシウイルスは、不活化で2株使用し幅広い抗原域を実現
ピュアバックス®FCVワクチンは、G1株と431株の組合せによる相乗効果により、日本分離株やVS-FCV*を含む野外株の93%(55株/59株)を中和した。
*virulent systemic FCV:強毒全身性猫カリシウイルス
FCVワクチン株の抗血清を用いたFCV野外株**に対する交差中和試験
**強毒全身性猫カリシウイルス(VS-FCV)株を含む複数の地域から分離されたFCV野外株を使用
3. FeLVに対する高い防御効果
カナリア痘ウイルスベクターを使用する理由
- 「細胞性免疫」と「液性免疫」の両方を誘導する
- アジュバントが不要
先進的なカナリア痘ウイルスベクターワクチンテクノロジー
ピュアバックス®のFeLVワクチンにはFeLV由来防御抗原蛋白を発現する遺伝子を導入したカナリア痘ウイルス(vCP97株)がベクターとして用いられている
カナリア痘ウイルスベクターワクチンの機序
ノンアジュバントでありながら細胞性免疫と液性免疫の両方を強力に誘導する