• 写真:ピュアバックス® RCPCh-FeLVの製品写真
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ピュアバックス® RCPCh-FeLV

ピュアバックス® RCPの特長はそのままに、カナリア痘ウイルスを用いたベクターワクチンテクノロジーにより自然感染を模倣することで、液性免疫だけでなく、細胞性免疫を誘導して、持続性ウイルス血症を予防します。さらに猫クラミジア感染症も予防できるノンアジュバントワクチンです。

包装
1セット10頭分
・乾燥ワクチン1頭分×10バイアル
・液状ワクチン1頭分×10バイアル

1. ノンアジュバント(安全性へのこだわり)

ピュアバックス® RCPCh-FeLVはアジュバント加ワクチンと比較して有意に炎症スコアが低下していた。

接種後の好中球+マクロファージ+リンパ球の浸潤スコアの合計

グラフ:接種後の好中球+マクロファージ+リンパ球の浸潤スコアの合計
グラフ:接種後の好中球+マクロファージ+リンパ球の浸潤スコアの合計

Day MJ, et al, Vaccine, 2007 May 16:25(20):4073-84, を基にグラフを作成

2. 病原性復帰の可能性があるカリシウイルスは、不活化で2株使用し幅広い抗原域を実現

ピュアバックス®FCVワクチンは、G1株と431株の組合せによる相乗効果により、日本分離株やVS-FCV*を含む野外株の93%(55株/59株)を中和した。

*virulent systemic FCV:強毒全身性猫カリシウイルス

FCVワクチン株の抗血清を用いたFCV野外株**に対する交差中和試験

**強毒全身性猫カリシウイルス(VS-FCV)株を含む複数の地域から分離されたFCV野外株を使用

グラフ:FCVワクチン株の抗血清を用いたFCV野外株に対する交差中和試験
グラフ:FCVワクチン株の抗血清を用いたFCV野外株に対する交差中和試験

Poulet H, et al. Vaccine. 2008 Jul 4:26(29-30):3647-54. を基にグラフを作成

 

3. FeLVに対する高い防御効果

カナリア痘ウイルスベクターを使用する理由

  • 「細胞性免疫」と「液性免疫」の両方を誘導する
  • アジュバントが不要
写真:カナリア痘ウイルスベクター

©BIAH

先進的なカナリア痘ウイルスベクターワクチンテクノロジー

ピュアバックス®のFeLVワクチンにはFeLV由来防御抗原蛋白を発現する遺伝子を導入したカナリア痘ウイルス(vCP97株)がベクターとして用いられている

カナリア痘ウイルスベクターワクチンの機序

画像:カナリア痘ベクターワクチンの機序
画像:カナリア痘ベクターワクチンの機序

カナリア痘ウイルスベクターが宿主細胞と融合後、標的抗原が宿主細胞の表面に発現する

ノンアジュバントでありながら細胞性免疫液性免疫の両方を強力に誘導する